毎日いいなって思えたらいいな

読んで何となく心地よくなるようなブログ

ジャングルジム

姪っ子の運動会を観にいった。市内では10本の指に入るマンモス幼稚園だ。それはそれは色々な人種がいる。めちゃめちゃでっかいラルフローレンのロゴが胸に付いたポロシャツを着てる人、やたらと日焼けした人、古代の王子が着てそうなでっかいパフスリーブのおばさん、『絶対セレブやろ!!』とツッコミたくなる人がウヨウヨいる。ちなみに私の姪っ子は超が付くほどの一般階級市民なのだが。

マンモスなので園児の数も多く、【園児✖️家族】の数なのでどえらい見物人がいることになる。うちだけでも姪っ子1人に対して父、母、兄、祖父、祖母、叔母、叔父、いとこ2人、の計8人である。それをアベレージとするとなると、マンモスに8を掛けると一体何者になるのか…それともマンモスが増えるだけなのか…夏が終わってしまったと先日嘆き悲しんでいたのだがその日は真夏日と言っても過言ではないうだるような暑さに加え、先ほどのマンモス問題の答えの見つからないどうでも良いことをグルグル考えて酔う。 

f:id:genyuri0420:20171012135816j:plain

 

毎回思うのだが、運動会とは退屈である。正直赤の他人の子供には全く興味がない。そのため出番以外は暇を持て余す。大人でもそうなのだから子供はなおの事である。そのうちそのへんの遊具で遊びだす。我が家も例外ではなく、5歳の落ち着きのない娘がガチャガチャしだす。まずは地面に何やら描き始める。ふと振り向くとなにやら難しそうな顔をして考え込んでいる。何を描いたのかと覗き込むとすっごい脱力系のガラピコ(Eテレおかあさんといっしょに出てくるロボットのキャラクター)である。殿様みたいなチョンマゲも付いている。ガラピコの絵描き歌の通り描いたのに何故・・・・面白すぎて吹き出しそうになるのを堪える。こういう不意打ち的な面白いことを大真面目に純粋にやっちゃうのが子供だなーと毎度思う。ぱっと振り返ったら両手で鼻くそをほじっていたり・・・怒る気力もなくなる。子供っていいな。

f:id:genyuri0420:20171012135835j:plain

 お絵かきにも飽きたらしい。いつの間にかジャングルジムへ移動。最近公園ではとんと見ないジャングルジム、多分娘は初体験である。最初は他の子たちがやっているのを見つめていた。少しすると一段目に上り、横移動でぐるぐるまわる。慣れてきたら更にもう一段登ってグルグル回る。下りるのが怖そうだったがそれも克服。石橋を叩きまくって渡るタイプなのでかなり慎重だ。でも着実に上っていく。すごいなぁーと見守る。主人に任せて下のおチビを寝かしつけていたら遠くから

 

かぁーーーちゃーーーん

 

と呼ぶ声、そちらを向くとジャングルジムの最上段から手を振る娘。今までに無い緊張感と景色がそこにはあっただろうな。

 

眩しい笑顔と綺麗な青空の記憶が鮮やかに残った運動会の思い出。

 

f:id:genyuri0420:20171010164051j:plain

 

その後、ジャングルジム鬼ごっこを子供に混じり本気になる主人。夜、主人の豆が潰れた手を見た。そういやこの前はローラー滑り台を子供と滑ってお尻の皮がめくれたと言っていたなぁー。オッサン、ぼろぼろである。

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村