毎日いいなって思えたらいいな

読んで何となく心地よくなるようなブログ

何だか寂しいと思ったら秋のせいだったみたい

 夏が終わってしまった。

 

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仕事を終えた時にまだ空が明るいあのワクワク感。子供を保育所に迎えに行く時にまだ空が明るく元気がまだ残っている感。前に13キロ、後ろに21キロ載せても余裕で坂も自転車で上っちゃうよパワーもまだ出せる感。自転車の後ろで風を感じて気持ち良いせいか、空が明るくて陽気な気分のせいか娘の鼻歌が始まるうきうき感。息子は遠くの方でくつろいでいる猫を指し興奮して『おおおおおおおおおおぉぉお!!』と雄叫びを上げている高揚感。

 


夕方にも関わらずみんながまだ元気なのはきっと空が明るいせいだ。朝の”行ってきます!”のやる気満々な元気ではなく、”今日も一日無事に終わったねーーーお疲れさん!”という一日を無事に終えられそうな安堵感からくる  "まったりとした心地よい元気"  である。
私は今日一日をやりきった実感を味わいながら子供達を乗せて自転車を漕ぐこのゆったりした感じが好きだ。
仕事で成果を上げたり、プロジェクトを終えた達成感というようなシャカリキな感じではないのだけれど、子供たちも元気で私も元気、今日も無事に終わった。さあ、ご飯食べて、風呂入って、歯磨いて、タマとマルコ撫でながら絵本読んで寝るかーと分刻みでやるべきことはあるのだが、そんな日常のなんてことないことがなんかいい。そう思えることもなんかいい。今だからだろうな。時間は人を変える。

 

最近は寒くなってきて、日が暮れるのも早い。
なんとなく子供たちも物寂しさを感じているのか保育所に着くと『母ちゃんーーーーずっと待ってたーーーうわわーー』って足にしがみついて離れない。自転車に乗っても風は冷たいし、ペダルをこぐ足も心なしか重い。外はすっかり暗くて猫が丸くなっている姿も見えない。そもそも猫も寒くて居場所を変えているかもしれない。少しずつみんな冬支度。

そう夏は終わってしまった。
また来年くる夏を待ちわびながら、秋は秋の、冬は冬の楽しみを見つけていかなければならない。

まあるい月を見ながら昔の人も楽しみを見つけるためにお月見をしたのかな、なんて思った。うん、きっとそうだ。物はないけれど昔の人は豊かだったのかもしれない。

 

そんな気持ちで料理したからか見事に失敗。真っ黒焦げになった生姜焼き・・・添え野菜の千切りキャベツで気持ち隠したが、見た目もいまいち。主人にも食材達にも申し訳ないと思いながら食卓に並べた。


”生姜が効いててうまいうまい”

 

と言って食べてくれる主人の優しさが身に染みたのである。

 

 

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