義理の姉
義理の姉の話
私には6歳年上の義理のお姉さんがいる。つまりは主人のお姉さん。”おねえちゃん”と呼ばせて頂いている。私はお姉ちゃんが大好きだ。
昨日会った時もすっごく遠くからでもおねえちゃんだとすぐ気づいた。というのもいつも度胆をぬく様な恰好（服装）をしているから。
昨日は”どこぞの石油王の御妃やねん！”と突っ込みたくなるような恰好で現れたお姉ちゃん。胸元が大きく開いた真っ赤なエスニック調のロングシャツワンピ？？とでもいうのか、それでは全然表現しきれないのだが、その真っ赤なワンピを風にはためかして、ケイトスペードのでっかいサングラスをかけ、手にはビーズ刺繍のキラキラクラッチバックを持ち現れたお姉ちゃん。驚く程の持ち前の色黒さが相乗効果になってキレ感が更に増している。相変わらず突き抜けてるな～と思わず眩しい目になってしまう。
その自由な風貌と性格からなのか、とても明るくケラケラと声を出してよく笑う。チャーミングだなぁと思う。私なんかは割りかし心の中ではニヤニヤしているものの表立って爆笑することはあまりない様な気がするのだが、お姉さんは本当に良く爆笑する。それってとてもいいなぁーと思う。子供にとってもお母さんが爆笑してるのって嬉しいだろうなぁ。私が笑っていたら子供も笑ってるもんなぁー。
自由過ぎて回りは迷惑を被る事も多々あるらしいが、そんな事気にする事もなく、自由で明るいお姉さんが私はとても素敵だなぁと思う。
真っ青な晴天と真っ赤なサルビア畑の中、缶ビール片手に颯爽と歩く真っ赤なお姉ちゃん。
お花を撮りに来たおじさん達にサルビアと一緒に写真を撮らせてくれと頼まれポーズをとる色黒のお姉ちゃん･･･やっぱり面白い･･･と密かに心の中でニヤリとしてしまうのは私だけだろうか。
次はどんな格好で現れるのか楽しみだ。
